インスタに雑誌の表紙を投稿するのは違法?本の紹介は違法に該当?

インスタグラムプロデューサーのヤッピーです!
ヤッピー
インスタグラムでおしゃれな投稿をしたいと考えたとき、
雑誌の表紙や本の表紙を使って雰囲気のある写真をアップしたくなる人は少なくありません。
この記事では、法律が苦手な方にも分かるように、
- 雑誌の表紙をインスタに載せるときの法律上の注意点
- 本の内容やカバーを紹介するときにやってはいけないこと
- トラブルを防ぐための安全な方法
を、ゆっくりていねいに解説します。
投稿前のセルフチェックの参考にしてください。
ヤッピー
2025年の最新動向も踏まえ、安心しておしゃれな投稿を楽しめるポイントもお伝えします♪
目次
インスタに雑誌の表紙を投稿するのは違法?
Instagramは、スマホ一つで写真や動画を世界中にシェアできる便利なSNSです。
「新しい雑誌を買ったよ!」と表紙を撮影して投稿したり、お気に入りの小説のカバーを見せながら感想を書いたりする人も多いですよね。
ヤッピー
そんな投稿は一見、無害でありむしろオシャレなライフスタイルの一環として見られがちです。
雑誌の表紙には、写真・イラスト・ロゴ・文字のデザインなど、たくさんの創作が詰まっています。
そのため、日本の著作権法では「著作物」として保護されます。
つまり、著作物を作った人や会社だけが、コピー(複製)したりインターネットに載せたり(公衆送信)する権利を持っています。
◇◇表紙の創作物◇◇
- デザイン
- 写真
- ロゴ
- キャッチコピーなど
したがって、著作権者(出版社やデザイナーなど)の許可なしに表紙を撮影し、インスタグラムなどのSNSにアップロードすることは、原則として著作権侵害にあたる可能性があります。
私的使用の範囲を超えるとNG
よく「自分で買った雑誌だから自分のもの」と理解しがちです。
著作権法で認められている私的複製は家庭内などの私的領域に限定されます。
私的使用の範囲…家族やごく親しい友人の間などに限られる。
公開アカウントやハッシュタグを付ける投稿は、フォロワーを含め不特定多数が閲覧できる
↓
公衆向けと見なされ私的使用から外れる!
したがって、たとえ自分で購入した雑誌の表紙であっても、許可なく投稿するのは基本的にNGです。
ヤッピー
近年、SNSの普及に伴って出版社や著作者が権利侵害を指摘するケースも増えてきました。
個人であってもフォロワー数が多い場合は営利目的とみなされ、権利者が強く対応する可能性が高いので要注意です。
「写り込み」も要注意です!
写り込みは、部屋を撮影したら棚の隅に雑誌がたまたま写ってしまった程度を想定しています。
表紙をはっきり見せる投稿は対象外です。
ヤッピー
許可を取れば問題なし
では、どうすれば雑誌の表紙を安心して投稿できるのでしょうか。
出版社によってはプロモーションの一環として、読者が表紙を投稿することを推奨している場合もあります。
公式サイトやSNSアカウントに投稿ガイドラインが掲載されていることがあるので、確認してみましょう。
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雑誌の一部なら引用が認められることも
著作権法には「引用」という例外があります。
これは報道、批評、研究などの正当な目的で、必要最小限の範囲内であれば著作物の一部を引用できるというものです。
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SNS投稿でこの「引用」が認められるには、次のような4条件をすべてクリアする必要があります。
◇◇「引用」が認められるケース◇◇
- 主従関係…自分の文章・写真が「主」、引用が「従」
- 明確区分…引用部分が分かるように区切る
→かぎ括弧、枠線、トリミングなど
- 必然性…引用しないと説明できない範囲に限る
- 出典表示…雑誌名・号数・出版社などを明示
SNSは画面が小さいため、表紙を小さく載せてもどうしても目立ってしまい、「主従関係」が崩れがちです。
そのため、全文表紙を載せて「引用」と主張するのはほとんど通りません。
インスタグラムに本の紹介は違法に該当する?
では、雑誌と同様に「本を紹介する投稿」はどうでしょうか。
本の内容について感想を述べたり、おすすめポイントを紹介したりする行為自体は著作権法違反にはあたりません。
多くのブックレビュー系インフルエンサーがSNSで書評を投稿しているのはこのためです。
ヤッピー
むしろ出版社としても宣伝効果があるため、歓迎される場合が多いです。
本の紹介する場合の注意点
本を紹介する際に気を付けなければならないことがあります。
次の3点を気を付けましょう。
本の表紙
本の「表紙画像」を投稿する際には、雑誌と同様に注意が必要です。
本の表紙も著作物に該当するため、許可なく撮影した写真を投稿するのは原則NGです。
ただし、
- 出版社が公式に表紙画像をプレス用として配布している場合
- 著者がSNSで拡散してほしいと案内している場合
これは問題ありません。
書籍の中身の無断転載は厳禁
特に注意が必要なのは、本の内容そのものを投稿する行為です。
たとえば、
- 小説の一章を丸ごとキャプションに書き写す
- 漫画の数ページをスキャンして投稿する
これは完全に著作権侵害にあたります。
特にマンガは1ページでストーリーが分かってしまうため、出版社が厳しくチェックしています。
ヤッピー
ネタバレ投稿と不正競争防止法
物語の結末を詳しく公開すると、読者の楽しみを奪うだけでなく、出版社や著者の販売機会を奪う恐れがあります。
極端なネタバレは、著作権侵害に加え、不正競争防止法(営業上の利益を害する行為)に触れる可能性もあるので注意しましょう。
感想とともに一部を引用するのは許される場合もありますが、その場合も引用の要件を正しく理解していないとトラブルになりかねません。
安心して雑誌や本を紹介するためのポイント
ここまでの内容を踏まえ、インスタグラムで雑誌や本をおしゃれに、かつ合法的に紹介するポイントをまとめます。
公式ガイドラインを確認する
出版社や著者が公式に「SNS投稿OK」としている場合は、それに従って投稿しましょう。
最近は出版業界もSNSでの口コミ効果を重視しており、読者の投稿を奨励するケースが増えています。
著作権者に許可を取る
許可が取れるなら、それが一番安全です。
出版社の編集部にメールやDMで問い合わせをしてみましょう。
特に影響力の大きいアカウントであれば、正式にコラボ投稿として扱ってもらえるかもしれません。
表紙そのものではなく「使用感」を撮影する
雑誌や本の表紙を直接写さず、読書しているシーンや開いたページの自分だけのメモ、自身のブックカバーなどを撮影する方法もあります。
これなら表紙の複製にはあたらず、著作権侵害のリスクを抑えられます。
中身のネタバレは最小限に
書評投稿をする際には、作品の重要な結末をバラすような投稿は避けましょう。
ネタバレ問題だけでなく、著作権法の引用要件を超える範囲の転載はトラブルの元になります。
インスタに雑誌の表紙を投稿するのは違法?のまとめ
今回はインスタに雑誌の表紙を投稿するのは違法ということについて、解説しました。
インスタグラムで雑誌や本の表紙を投稿することは、気軽にできるおしゃれ投稿のように見えますが、著作権法の視点では注意すべきポイントがたくさんあります。
雑誌の表紙は基本的に著作権で保護されているため、許可なく撮影して投稿するのはNGです。
一方で、本の紹介自体は問題ありませんが、表紙画像や中身の無断転載は避けましょう。
著作権侵害を避けつつ、読書ライフやお気に入りの雑誌をインスタグラムでシェアするには、
- 出版社のガイドラインを確認
- 許可を得る
ひと手間を惜しまないことが大切です。
SNSを通じて好きな本や雑誌の魅力を安全に発信し、読者やフォロワーと楽しくコミュニケーションをとりましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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